2018/04/29
英語のリスニング力UP!スタディサプリ「リスニングPLUS」の機能・使い方
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こんにちは。TSUBASA (eigoenglish11)です
スタディサプリENGLISHというアプリのプレミアム会員(有料会員)になると、「リスニングPLUS」という機能が使えるようになります
一体この機能は何なのか?と言いますと、
メインコンテンツのデイリーレッスンを行うことで、自分の不得意な、聞き取れない、間違えてしまう単語が分析され、それらを重点的にリスニングをして強化するための別のコンテンツなんです
またデイリーレッスンを行わなくても、トレーニング自体はどれを選んでもいいので、ちょっとした時間に勉強するのに便利な機能でもあります
はい、では「スタディサプリENGLISHのリスニングPLUS」について、画面を見ながら解説したいきたいと思います
目次
クイックワードクイズ
「クイックワードクイズ」とは、単語の音声を聞いて、素早く答えていくレッスンです
会話で利用する頻度の高い、聞き取りにくい単語から出題されるので、効率よく学習することできます
これ、早押しクイズなので、早く答えれば答えるほど得点が高くなります
間違えたら何度も聞いて、その単語を完璧に聞き取れるよう練習するのみ
リスニングトレーニングなので、イヤフォンは必須です
クイズはLv.1からLv.6まで難易度があり、Sectionで分かれています
更にSectionよりSubsectionへと細かく分類され、各Sectionに対してSubsectionが5つもあります
Lv.1 Section1〜6 → Subsectionは合計30
Lv.2 Section1〜6 → Subsectionは合計30
Lv.3 Section1〜9 → Subsectionは合計45
Lv.4 Section1〜11 → Subsectionは合計55
Lv.5 Section1〜11 → Subsectionは合計55
Lv.6 Section1〜2 → Subsectionは合計10
えっと、合計225のレッスンがあるようです
リスニングだけで相当な数ですね、ヤバいです
とりあえず簡単そうなLv.1からやってみたいと思います
おお、いきなりカウントダウンがはじまりました
これはちょっと、緊張しますね
音声が流れてくるので、まずは分かるかどうか判断してください
自信のある人は、音声が流れる前から「意味が分かる」を連打です
続いて右画面のように4択で回答していきます
稀に似たような単語の回答が出てくるので、押し間違いに注意
ぼくはdifficult(難しい)とdifference(違う)にまんまとひっかかりましたからねー
早く回答できるとTime Bonusでポイントが追加されます
回答が出るので、音声を改めて聞くなりして確認していきましょう
レッスンを終えると結果が表示されます
早押しは正解率とスピードが勝負なので、淡々と答えてポイントを取っていきましょう
「出題単語一覧」をタップすると、クイックワードクイズ内に出てきた単語が全てチェックができますよ
もちろん音声付きで
はい、では次のリスニングへと移っていきます
ここからが本番ですよ
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つながる音「連結」の聞き取り
英語では、子音のあとに母音が来たとき、単語同士がくっついて、ひとつの単語のように聞こえる現象が起こります
単語がよく聞こえない、切れ目が分からない
リスニングをしていてこんな風に思うかもしれませんが、そもそも英語というのは単語を区切ってないのです
これを単語の」「連結」」と言います
Let’s check it out.
この例文では、赤字部分がつながって発音するところ
「チェック、イット、アウト」ではなく、「チェキラウ」という発音が正しいのです
このような例文を使い、次に来る単語は何か予測し、穴埋め問題を行なっていきます
ではアプリを開いてみましょう
「つながる音の聞き取り」をタップしてリスニングを行っていきたいと思います
あ、アプリをまだダウンロードしていない方はこちらから
クイックワードクイズ同様に、SectionからSubsectionを選びます
ここでも解説しましたが、「連結」について改めて知りたい方は、「連結」って何?をタップしてみてください
動画にて先生が丁寧に解説してくれますよ
デイリーレッスンの「ディクテーション」同様、音声を聞いて単語を入力していきます
制限時間は60秒、答えが分からない場合は「パス」、もう一度聞きたいときは「スピーカー」、ヒントが欲しいのなら「一文字表示」を選択してください
そもそもタップできるキーは限られているので、全て選択すればいずれ当たりますが、ミスすると制限時間が減ってしまうので気をつけてください
回答を終えると、スペルチェック、和訳、そして音声変化「連結」の解説
ここではcoming outの子音と母音が繋がって発音されると解説しています
全ての問題を終えると右画面のように採点されますよ
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落ちる音「脱落」の聞き取り
最後にt、d、gが付く単語に多く見られる、単語の」「脱落」
実際にほぼ音が出ないため、この音を含む単語を聞いても聞き取れません
文章ともなれば、後ろに続く単語の母音にかき消されてしまいます
だから聞き取ろうとするのではなく、そこになにがあるか予測してみましょう
では次の例文を見てみてください
Good morning everyone.
この中で脱落しているのは、morningの「g」
「モーニング」と発音するのではなく、「モーニン」とgの部分を声に出さずに止めます
I want to get down.
またこちらは、want toの「t t」とget downの「t d」が脱落部分
「ウォントゥ」「ゲッダウン」のように発音しましょう
ただ、want toにおいては脱落から別の性質へ変化します
そのことについては次の「同化」で述べていきたいと思います
では「落ちる音の聞き取り」でレッスンを行っていきましょう
先程と同じく、リスニングPLUSでは全てディクテーションにて回答していきます
画面では、firstの「t」が脱落して「ファースネーム」になっています
このようにtはほとんど聞こえないので、流れてくる単語の予測が必要です
何がくっついて脱落しているのか、考えながら答えていきましょう
変わる音「同化」の聞き取り
さて、続いては単語の「同化」です
これはどういう意味なのかというと、前後2つの単語がくっついて音が変わってしまうこと
前述したwant toがまさに「同化」にあたるのです
I want to get down.
want toを実際に発音する際、ネイティヴはwanna「ワナ」と言います
またこの他に、
did you = ディデュー
could you = クデュー
というように、みなさんがよくご存知の疑問文の形式でも、単語が「同化」されています
このように「同化」されるものについて、このレッスンで聞き取りの練習を行っていきます
はい、では「変わる音の聞き取り」をタップします
Closeの後に続くyourにseが加わり、「クロウズユア」が「クロウジュア」と、音が同化して発音が変わっています
映画などでよく耳にする「Close your eyes(目を閉じて、おやすみ)」もこの発音です
短くなる音「短縮」の聞き取り
リスニングPLUSの中で、比較的馴染みのある聞き取りがこの「短縮」というもの
I am = I’m
He is = He’s
He will = He’ll
このように、主語の後ろに来るbe動詞や助動詞とくっつけて発音しますので、それほど難しいことではありません
ちなみに文章でI amと書いていても、ネイティヴはI’mと短縮して読んでしまうようです
普通に英語を勉強していたら、こんな情報知らないですよね
スタディサプリでは、動画を使ってこういった意識付けもレクチャーしてくれるのです
いやいやこれは、すごくありがたいことですよ
はい、では「短くなる音の聞き取り」を行っていきましょう
もうこれは簡単、聞き慣れた発音です
カタカナでは「アイム」と書きますが、実際には「イ」をほとんど発音しないので、「アム」が近い発音になります
何度も口にしていれば、自然と出るようになりますよ
弱くなる音「弱系」の聞き取り
文章では存在しているのに、いざ話してみると、あるのかないのか分からない、聞き取りにくい単語があります
そのような単語を「弱系」といい、前後の単語によって音が消されているのです
「弱系」には冠詞、前置詞、接続詞などがあり、そしてbe動詞もこの弱系に該当します
弱系の品詞と単語
・冠詞 = a, an, the
・前置詞 = in, at, on
・接続詞 = and, but, or, because
・be動詞 = am, is, are
また例文では、
I walk on the street.
これをカタカナで読むと、「アイウォークオンザストリート」になりますが、実際にはonとtheがほとんど聞こえなくなり、「アイウォーコォンダストリート」といった発音になります
弱系の単語は非常に聞き取りにくいのですが、前後の単語から連なっていることがほとんどなので、繰り返し練習をすれば何があるか理解できるようになりますよ
ではアプリへ移り「弱くなる音の聞き取り」を見ていきましょう
これを含めたら残り2つです
She has a day off today.
「has a」の部分が、「ハズァ」とaが弱くなっています
むしろhasaと言っているようのものです
また「to the」は、theを「ザ」と発音するのではなく、「ダ」に近い音で発音します
はっきりとした「ダ」ではなく、弱めの「ダ」で
この弱系の単語は聞き取ることが難しいので、たくさん練習を積んで、あ、ここにはこの単語が来るな、と前後の単語を想定して覚えていきましょう
やわらかくなる音「変形」の聞き取り
最後は「変形」にあたる単語の聞き取り
tを含む単語で、母音に挟まれたり、後ろに子音が来ることで、音がやわらかく聞こえます
実際にはtと発音することはなく、ラリルレロを優しく言うような感じです
Can you sent me the letter?
最後のletterという単語が「変形」にあたるのでが、レターと読むのではなく、レラーと下を巻くように発音します
「tt」が続く単語では他に、littleはリル、prettyはプリリーと発音します
またgetやputという動詞も、後ろに続く品詞によってラリルレロの発音へと変化します
・get out = ゲラウ
・get in = ゲリン
・put up = プラッ
・put on = プロン
進行形になるとttが含まれるので、gettingはゲリン、puttingはプリンとなります
はい、ということで最後に「やわらかくなる音」を聞いてみます
ttと続くlittleがここでは当てはまりました
前述の通り、littleはリトルではなく「リルル」のように発音します
最初は違和感を感じるかもしれませんが、リトルの方が不自然なんですよ
デイリーレッスンを行うと
何度かデイリーレッスンを行うと、「リスニング力」の各項目にランクが表示されます
デイリーレッスンの結果が反映され、良いものはSSS、まだ判定できないものは?になっているようです
?が気になるので、「トレーニング」へと移ってみます
ん、NEWって付いていますね
なにか新しいものでも出てきているのでしょうか
タップして「つながる音の聞き取り」レッスンを行ってみようと思います
開いた感じはとくになにも変わっていません
Section 1からSubsectionへ進んでも同じでした
左画面の状態で下へスクロールしてみると、「オススメ」と書いてありました
どうやらこれのようです
このレッスンを受けた方がいいよ、ってことだったんですねー
Lv.4のSectionへ飛び級したら、グッと難しくなりました
タイプする単語の数も増え、文章自体も難しくなっています
案の定、結果はあまり良くなかったですね
一回で聞き取れない文章があると、こんなにも得点が下がるとは
がんばって次のレベルへ昇格したいと思います
はい、以上リスニングPLUSの機能と使い方でした
まとめ
英語はこのような感じで、よく聞き取れない、あるのかどうか分からない、もともとの音と異なる発音がたくさん存在するのです
デイリーレッスンでは日常会話を学び、リスニングPLUSではその中の弱点を克服するような仕組みになっています
反対にリスニングPLUSをたくさん行うことで、デイリーレッスンの聞き取りがどんどん簡単になっていくので、相互を活用して取り組んでいけば、みるみる英語ができるようになると思います
それに聞き取りだけではなく、なぜそのように発音するのか、理由を教えてくれますからね
何度もリスニングの練習をしているのに成果が出なくて困っているなら、スタディサプリのリスニングPLUSで学んでみるといいですよ