2018/06/06

あなたは無印良品の良さを何個言える?人気の秘密は商品のパッケージにもあるんだぜ!

 

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「商品のパッケージ」には重要な役割があるのをご存知でしょうか?

間接的な接客効果があり、工夫をすれば爆発的なヒット商品になったりするんです。

無印良品の場合、購買欲を高めさせるような写真だったり、客の目を惹きつける文章が書いていたりします。

また無印と言えば「ベージュ」「ワイン」「生成り」の定番カラー。

店内の統一感ある色合いが、パッケージの写真とか文章をより引き立てています。

見ているこっちは、なんとなくほっこりしますよね。

 

というわけで今回は、無印良品の個性ある「パッケージ」が多くのファンを作っているのだ!(たぶん)を、お話ししたいと思います。

ぼくもかれこれ15年、無印ファンやらさせてもらってます。

TSUBASA

 

商品説明の「〜しました」という語りかけ口調

無印でよく見かける「〜しました」という言い回し。

商品説明なんだから「〜です」って言えばいいのに、この「〜しました」という口調が妙に引っかかります。

「以前とは異なった手法にしました」

「〇〇をより品質の良い△△へと変えました」

「〜しましたけど何か?」

こんな風に言われてるような気がするんです。

 

もちろん文句なんてないですよ。

ただ「〜しました」って言い方がズルいです。

商品に書いているのはただの文章だってわかっているんですけど、作った人が語りかけてきてるような気がして。

無印ってお手頃価格だし、こんな言い方されたら買っちゃいますよね。

あ、へぇ〜・・・そうなんだ・・・

じゃあ、、試しに1つ・・・

TSUBASA

特に食べ物は美味しそうな写真載ってるし。

この語りかけ口調が、私たちの心をグッと掴んでいるんです。

あんた達全員、わし掴みにされてるのよ!

OLの鈴木さん

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わざと「ひらがな」を混ぜ込む

特に難しい漢字でもないのに、わざわざ「ひらがな」にして書いていたりします。

この写真もその一つで、「裏移りしにくい」って書けばいいものの、「裏うつりしにくい」とひらがなにして書いているんですよね。

他にも「仕上げました」「仕あげました」と表記したりと、明らかに「ひらがな」を意識しているのです。

 

全てを漢字で表すとどこか固く感じますが、「ひらがな」を交えるだけで温もりとか優しさとか、柔らかい印象になりますよね。

この3つの言葉だって、「ぬくもり」「やさしさ」「やわらかい」って書くと、急にふわっとした感じになります。

色もあるだろうがよ。

OLの鈴木さん

「裏うつりしにくい」って若干読みにくいところもあります。

でもあえてそうするところが、無印っぽいなー!って感じです。

無印の商品に対する想いは、パッケージの文字にも表れているんだと思います。

無印さんは芸がこまかいのう・・

TSUBASA

 

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文字だけで着心地を感じさせられる

パンツや靴下などの「下着類」って試着できないじゃないですか?

普段着用しているものをベースにして、みなさん買い替えしていると思うんですけど、微妙にサイズとか着心地が悪くて失敗することってありますよね?

「あぁ、なんかイメージしてたより大きいかも・・」

「いつものUNIQLOの3点セットにしとけばよかった。」

こんな風に一度失敗しちゃうと、他のメーカーの商品を買うのが怖くなっちゃいます。

 

この無印のショーツを見た瞬間、すごく面白いなーって思いました。

まず第一に「アウターに響づらいショーツ」という商品名。名前の時点でツッコミどころ満載です

下着のラインが見えにくいってことを、そのまんま商品名にするなんてぶっ飛んでます。

でも正直、わかりやすいですよね。

また商品説明も、「裾を切りっぱなし」とか「肌へのあたり」とか、お客さんがイメージしやすいようにしてるんですよね。

袋を破って見なくても、なんとなく商品の形が見えてくるもんです。

 

どこに身につけたら良いのかよくわからん名前より、無印の「はっきりとした」ネーミングの方が好きです。

デザインや素材も大事だけど、お客さんに伝わりやすくすることはもっと大事だと思います。

これが無印の癒しよ!

OLの鈴木さん

 

「エッ、なにこれ?」とお客さんに想像させる

「左利きでも使いやすいカッター」というネーミングの商品があります。

カッターケースの先端が尖っていて、刃の向きを入れ替えるだけで「右利き・左利き」に変えることができるんです。

店内でこの商品の広告を見かけたとき、左利き「でも」ってなんだろ?と思いました。

別に欲しいわけじゃなかったんですけど、気になったので文具コーナーを漁りました。

商品には広告と同じことが書いてあって、刃の入れ方と折り方以外、細かい説明は載っていませんでした。

 

「UVカット」とか、札が何枚も付いている服がありますけど、はっきり言って多すぎて見る気になりませんし。

試着のときはガツガツ当たってイラっとするし、できることなら一つも付けて欲しくない。

反対に無印は余計なものが付いておらず、シンプルでめっちゃわかりやすい。

 

ぼくと同じように思っている人たくさんいると思います。

パッと見でわかる方がありがたいですよね。

「みかん”ではない”ジュース」とか作って欲しいわ。

OLの鈴木さん

ニセモノっぽくなるじゃん。

TSUBASA

伊予柑とかポンカンとかあるだろうがよ!

OLの鈴木さん

すいません・・・

TSUBASA

 

「あんたこうしなさい」と教えてくれる

無印の食品コーナーにはレトルトがたくさんあり、その中に「ごはんにかける」シリーズというものがあります。

見た目はただの「おかず」だったり「スープ」の写真なんですど、どれもごはんにかけて食べるんです。

写真のチリコンカン以外に、「ぼっかけ」「ふかひれスープ」などもあって、どれも普通だったらごはんにかけたりしません。

それを間違えないようにするために、「ごはんにかける」と表記しているんですよね。

 

さっきのショーツもそうですが、パッケージにまんま書いちゃうなんて無印さん大胆です。

でもね、こうゆうシンプルなデザインって難しいんですよ。

イラストとか吹き出しとか色とか加えたくなっちゃうんです。

 

しかし「ごはんにかける」って思い切ったなぁ・・・

ごはんがススムくんからヒントでも得たのかねぇ。

TSUBASA

 

単純に「わかりやすい」

「ごはんにかける」もそうですが、無印は商品の機能性をわかりやすく説明しています。

特にサイズ、形の違う「ノート類」は、それぞれの違いがとてもわかりやすいです。

 

このノートには「開きやすい」と書いてますよね。

実際に見てみると、ダブルリングがついていない縁を糊付けしているタイプのノートでした。

このタイプなら100均で買ったほうがお得です。

無印では1冊しか買えませんが、100均なら5冊買えます。

 

でもここで言いたいのは、お値段のことではなく「開きやすさ」です。

MADE IN JAPANということもあり、紙質は柔らかいし、糊付けもとっても綺麗。

紙をめくると名前の通り、とても開きやすく作られていました。

無印は改良を重ね良いものを作り続けているのよ。

2年かけて改良した商品もあるって聞いたことあるわ。

OLの鈴木さん

 

まるでミスター長嶋のような「擬音語や擬声語」が多い

「さらさら」「すべすべ」などの触った時の感触や、ふんわり」「しっとり」といった空気を掴むような表現。

日本語にはこういった擬音語や擬声語がとても多く、食べ物に関して言語の多さは世界ナンバーワンらしいです。

無印のパッケージにも擬音語がかなり使われていて、商品の食感や着心地などの微妙なニュアンスを表現しています。

海外では擬音語などのことを「onomatopee(オノマトペ)」って言うみたい。

TSUBASA

 

この商品、そもそも「優しい昔菓子」「ふがし」の時点でほっこりさせられますが、説明書きの方に「ふっくら」「さっくり」とオノマトペを連発してます。

今にも崩れそうなことを言うので、掴んでいるんだかわからないレベルで商品を手に取り、絶対に上に重いものを乗せないように「ふがし」をカゴへ入れました。

なんか気遣うわ。

OLの鈴木さん

文章の中にオノマトペが多く含まれているから、そのように扱えるんでしょうね。

無印の場合、「アイキャッチ」も含まれているのかもしれません。

まとめ

商品もそうですが、無印ってスタッフの方も素敵ですよね。

どんな商品でも丁寧に説明してくれるし、無愛想な人に出会ったことがありません。

50円の消しゴムの使い心地とか聞いといて、結局買わなかった自分の心が痛みます。

安いんだから買えよ!

OLの鈴木さん

気付けば学生の頃からお世話になってる無印良品。

当時は考えもしなかったけど、こういった細かい部分の気配りが根強いファンを作っているんでしょうね。

 

 

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