2018/06/06
アダルトチルドレンで悩んでいるあなた。僕もそうです。
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アダルトチルドレン(AC)って言葉をよく耳にします。
正直言ってなんのことかさっぱり。興味もなかったので調べもしませんでした。
でもある日、仕事でうまくいかなくてめっちゃ落ち込んだことがあったんです。いつもなら電車乗ったらやる気満々で英語の勉強をするのに、その時は違いました。
「こりゃダメだ・・」
頭に入ってこないので勉強するのをやめました。
面白いブログを読んで気を紛らわすことにしたんです。元気をもらいたくて、好きなブロガーのサイトを転々としてました。
ぼーっとしながら読んでました。はたから見たら、とてつもなく暗ーい顔をしていたと思います。
覇気がなかったでしょうね。頰もこけてたし。
しかしどれを読んでも、ぜんっぜん頭に入ってこないんですよね。文字を見ている感覚がおかしくて、文字というより記号にしか見えませんでした。
そんな感じで、スマホをスーッスーッっとスクロールしてると、「あ・・」ってある事を思い出したんです。
「そういえばアダルトチルドレンってなんなんだろう?」って。
言葉の意味、傾向、タイプ。調べていけばいくほど、身にしみていくのがわかりました。そしてどんどん気持ちが落ちていったんです。
なぜなら僕は、アダルトチルドレンに該当していたから。
冒頭に述べた「耳にするようになった」というのは、心のどこかでその言葉を気にしていたからだと思います。だからよく目につくようになり、話題になってるって思い込んでいたのでしょうね。
そして今回
自分がアダルトチルドレンだということを受け止め、こうやって記事を書くことにしました。
でも正直言って、書いてて怖いです。
話したらどう見られるんだろう。この人気持ち悪いなぁって思われるかな・・
そんなこと考えながら今書いています。
いつもと書くことは違うけど、よかったら付き合ってください。
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アダルトチルドレンとは
アダルトチルドレンって病気のように聞こえますが、そうではありません。
機能不全家族という、家庭内で虐待や精神的苦痛を幼少期に受けて育った人、家庭として成り立っていない環境で育った人のことを言います。
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自分のケース
僕自身、暴力や虐待といったものはありません。でも父と祖父は大声で喧嘩をすることが多く、その姿を見て母はいつも泣いていました。
(泣いていたというのは母から聞いた話です。僕は見ていたはずなのに記憶にありません。嫌だったから見ないようにしていたんだと思います。)
家族みんなで夕飯を食べていても会話はほとんどなく、テレビから流れる野球中継をただただ見ているだけ。
祖父は母が作った料理に対し、しょっぱいだの固いだの、ぶつくさ言いながら食べていました。そんな空間が嫌だったので、そそくさとご飯を済ませて部屋にこもっていたことを鮮明に覚えています。
毎日の出来事でしたからね。
母は今だに言います。
「何度も何度もあんたを連れてこの家を出ようと思った」って。
アダルトチルドレンのタイプ
アダルトチルドレンはどんな子供のことを言うのか?
大きく分けると5つのタイプがあるそうです。
マスコット
ふざけたり笑いをとったりして自分の本心を出さない子です。
パパとママが口論しそうになったら、そのピリピリとした空気を壊すためにおちゃらけて和まそうとする。
このタイプはムードメーカーとして周りから良い評価を得られます。ですがその反面、自己評価はものすごく低いようです。
ケアテイカー
とても思いやりがあって、周りの面倒をよく見る子供のことを言います。
誰かの役に立ちたい!困っている人をほっとけない!そんなタイプです。
僕にはこのタイプの友達がいます。2人姉妹の姉なんですが、これにズバッと当てはまります女の子です。妹思いで家族思いで友達思い。めちゃくちゃいい子なんですが、「思い」が「重い」に変わってしまうんですよね。
僕もこのタイプに当てはまります。
だから彼女の気持ちがすごくわかる。止められない気持ちもわかる。
ヒーロー
成績優秀な優等生。親に認められたくて頑張るけど、結果が悪かったらどやされたりけなされてしまう。子供ながらに期待を背負って育ってしまう、プレッシャーの中で生きた子供のことを言います。
「結果が良ければそれでいい、親から認められれば何も問題はない」
そういった偏った考えの持ち主になりがちのようです。
自尊心の強い人はこれに当てはまりますね。自分の評価を周りに押し付ける。僕が苦手なタイプです。
というより、僕もその傾向があるからなのかもしれません。似たもの同士はぶつかってしまいますからね。
スケープゴート
いわゆる問題児のことです。
自分が悪さをすれば周りから注目される、そうすることで自分の存在を知ってもらえる。
僕は誰からも必要とされないんだと思う反面、心の奥底にある寂しさを誇示するためにそのような行動をとってしまいます。
そして暴力を振るうこともしばしば。そうすると周囲から距離を置かれてしまいます。そのため人間関係を築くことが下手です。
ロストチャイルド
手間のかからない、静かで良い子と言われるタイプ。
おとなしく息を潜めて過ごしている、まるで自分は家の中に存在していないように。
僕はこのロストチャイルドでした。
家族が喧嘩をしていても、終わるまでただじっと待っていました。
(僕なんていないようなもんだ。みんな僕の存在に気づいていないんだ)
そう思っていました。
嫌なことがあれば黙って何も言わない。ずっとそうしていました。
でも一人になった瞬間にものすごく孤独を感じてしまい、涙が止まらなくなります。
どうして泣いているのかもわかりません。
親が心配して部屋に来ても、寝てるフリをしたり、入ってこれないようにドアを押したり。
大きな殻に閉じこもった子供だったんです。
まとめ
人と何かが違うって、ずっと思って生きてきました。
それは良い意味もあるし、悪い意味もあります。
いま自分がアダルトチルドレンであることを知ったおかげで、人と違う理由がわかったような気がします。
「なぜこんなにも人に依存するのか、どうしてこんなに奥さんのことが愛しいのか。」
愛に飢えて生きてきたアダルトチルドレンだったから、いま大人になって感じるのです。
愛を与えてくれる人たちに寄り添い、たくさんの愛を与えたい衝動にかられるんだと思います。
だからこのブログでも、誰かの役に立てることを書きたいんです。
なにかひとつでもお役に立てれば、それだけでとても嬉しいんです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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