2018/06/06

短期連載1「連休前の地獄。限界の先にある人の温もり」

 

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こんにちは。TSUBASA(eigoenglish11)です

 

5月と言えば、大型連休「ゴールデンウィーク」

その連休に向けて、4月はバタバタ、せかせかと働くんですが、連休初日は大体ぐったりしていまして

今年もですね、また連休前に、なんとも最高のフィナーレを味わうことができました

いやしかし、なんだか最近続いてますねー変なことばかり

まぁ生きてるし、なんとかなってるから、結果オーライですけど

そんなわけで短期連載、「連休前の地獄。限界の先にある人の温もり」をお送りしたいと思います

 

海外からの荷物

その日、海外から荷物が配送される予定だった

受け取ったらその日のうちに、取引先へ持って行かなければならない、重要な荷物だ

配送会社のサイトで、荷物の送り状番号を入力しても、おとといから一向にデータが更新されず、未だ「フライト中」になっていた

出社してからそのことばかりが気になっていたが、他にも連休前に終わらせなければいけない業務がたくさんあって、まさに地獄の中の火の車、必死に、馬車馬のように働いていた

 

お昼1時を回った頃、状況が変わっているかサイトを更新してみると、「フライト中」から「手続き中」へと処理が進んでいた

「これはイケるかもしれないよ」

経理を担当している子がそう言った

14時半を過ぎたら直接電話で問い合わせをして、当日中の配送確認をすると、その子に手を貸してもらうことになった

とにかく猫の手も借りたいほどバタバタしていたので、手助けしてくれることがマジで嬉しかった

夕方から打ち合わせが入っていたので、お言葉に甘えて、その準備に入ることにした

刻一刻とその時間へ近づいていく

「イケるかもしれない」

その言葉を信じて、他のことを無心で行なっていた

 

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差し迫るタイムリミット

2時半を過ぎた頃、彼女は電話を手に取り、業者に問い合わせし始めた

「えぇ…はい…なるほど…あー…」

返答する声から、良い知らせではない

わずかな期待を胸に、彼女が電話を切るのを近くで見ていた

電話を切ると、彼女はすぐにこう言ってきた

「本日の配送は間に合わないって」

ショックのあまり「うわぁ・・」と声がこぼれた

 

残念だが他に方法がある

その業者まで車を走らせ、直接荷物を受け取る手段だ

受け取り可能な時間帯、つまりタイムリミットを確認してほしいと伝え、改めて問い合わせをしてもらった

確認してみると、タイムリミットは夜7時まで

それ以降は翌日の配送になってしまうらしい

(夕方の打ち合わせ、それが終わる時間次第か・・1時間ほどで済ませれば余裕だな)

少し頭を整理してみると、なんとなくイケそうな気がした

手続きに必要な書類作成を彼女に委ね、ぼくは車に乗せる荷物をまとめることにした

そうこうしているうちに、あっという間に打ち合わせの時間がやってくる

商談用の荷物を手に取り、足早に取引先へと向かった

 

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予定より長引く打ち合わせの時間

急いで向かったおかげで、予定より早めに着くことができた

受付でアポイントの旨を伝え、打ち合わせを行うフロアへと、エレベーターに乗って向かって行った

そのフロアに到着すると、担当者が入口で待ってくれていて、商談室に入り、すぐに打ち合わせに入った

今日はある程度、話を固めなければいけない

連休に入ってしまうので、漏れのないよう注意しながら、内容を詰めていった

 

順調だった、途中までは

ある議題に入った途端、話がうまく進まなくなった

(マズい、このままでは時間ばかりが過ぎていく)

時計に目をやると、かなり時間を押していた

その議題は一端後に回すことにして、別の部分を進めていった

他の案件は何も問題ない、トントン拍子で進んでいく

いよいよ最後に回した議題だけになった

 

資料に目を通しながら、あれこれと話し合う

進んでは戻りを繰り返し、結局最後に回しても煮詰まってしまったので、ぼくは思い切ってこう話を切り出した

「今2人で話し合っても時間がかかりそうなので、この件に関してはぼくに任せてもらえませんか?」

どうやら相手も同じ考えだったようで、すんなり合致した

それから少し雑談をしてから、エレベーターのある所まで見送ってもらい、その場を後にした

スマホに目をやると、時刻は既に18時を指している

西日はもう、闇に薄まりかけていた

 

次々と予定が狂っていく中、荷物を受け取り、そして無事に届けることができるのか!?

続きはこちら!

 

 

 

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