2018/06/06
アダルトチルドレンをポジティブに考えて克服する方法
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アダルトチルドレンには5つのタイプがあり、僕はその中のロストチャイルドとヒーローの面を持っています。
ロストチャイルドは物静かな子で、ヒーローは頑張り屋さん。
努力していても誰にも分かってもらえない、周りからすれば何もできないやつ。
そんな悲しい幼少期を過ごしてきました。
アダルトチルドレンのタイプについては、僕のエピソードを添えて書いた記事 があります。
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目次
- 1 アダルトチルドレンの特徴と僕自身について
- 2 アダルトチルドレンの特徴を前向きに考える
- 3 その1:なんでも白黒つけてしまう、バランスがとれない
- 4 その2:完璧主義
- 5 その3:自分の価値がわからない
- 6 その4:人の顔色ばかりうかがう
- 7 その5:些細なことでも怒りが込み上げる
- 8 その6:感情をコントロールできない、パニックになりやすい
- 9 その7:人の世話ばかりしてしまう
- 10 その8:他人の助けを借りることが下手
- 11 その9:物事を多面的に見れない
- 12 その10:ちょっとしたことで落ち込む
- 13 その11:他人に上下をつけてしまう
- 14 その12:攻撃的になってしまう
- 15 その13:自分は他人と違うと感じる
- 16 その14:周りに認められたい気持ちが強い
- 17 その15:途中で力尽きてしまいやすい
- 18 その16:なんでも深刻に考えやすい
- 19 さいごに
アダルトチルドレンの特徴と僕自身について
アダルトチルドレンにはいろんな特徴があります。
ですが、そのほとんどは偏った考え方です。
僕の場合、矢印が向いている方向にしか考えられなくなります。
嫌なことがあったらずっとそればっかり考えて、なかなかその世界から抜け出せません。
そんな時は空を見上げたり、音楽を聴いたり、環境を変えています。
さっきまで自分がいた空間から抜け出す、そんなイメージです。
抜け出せない時は、無理して出ないようにします。
いくら踏ん張っても変わらないのなら、余計なことに力を使わず浸ります。
「しょうがない!」ってね。
するとフラットな気持ちに戻ります。
さっきまで自分のことばかり考えていたのに、周りに目を向けられるようになるんです。
こうして自分自身をコントロールできるようになるまで、正直言ってすごく時間がかかりました。
でも自分と向き合ったから、バランスが取れるようになったんです。
「あんたはそうゆう思考なんだから、それを克服する方法を考えなさい」って。
僕自身がアダルトチルドレンの特徴を、どうやってポジティブに考え克服したか?
そのことについて話していきます。
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アダルトチルドレンの特徴を前向きに考える
アダルトチルドレンの特徴を知ったのなら、そのまま放置するわけにはいきません。
その思考は基本的にネガティブなので、これをポジティブに転換します。
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その1:なんでも白黒つけてしまう、バランスがとれない
正しいか否か極端な考え方になってしまい、自分とは反対の考えを受け入れられなくなってしまいます。
そうなるとあいつは嫌な奴とか苦手な人だとか、勝手に悪者にするわけです。
でもこれはただの偏見です。自分が正しいと勝手に正当化しているだけです。
自分の考えを押し付けるのをやめて、「あぁ、こうゆう人もいるんだな」って一歩引いてみる。
フラットな気持ちで耳を傾けると、案外すんなり入ってきます。
それに白と黒の考えがぶつかるときは、お互いに良い刺激になっていると思ってください。
固くなってしまった自分の頭を柔らかくしてくれるのは、反対意見を持った人なんですよ。
その2:完璧主義
何に対しても手を抜くことができません。全てを完璧にしないと気が済まないんです。
反対にミスをしてしまうと、めっちゃ落ち込んでしまいます。
この世の終わりぐらいズタボロになります。
これすごくわかるんですよね。
細かい部分が気になるんです。ちゃんと詰めて仕上げたいんです。
だからと言って、良い結果にならない。
完璧主義者はすごく真面目で、なんでも丁寧に行う姿勢の持ち主だと思います。
意識して気を抜いてみてください。完璧のちょっと手前くらいで。
そうすると不思議なもので、気持ちに余裕が生まれてきます。
その3:自分の価値がわからない
私がいなくなってもなにも変わらないとか、自分ってなんのためにいるんだろうとか、自分の価値が分からず自信を失くしてしまいます。
僕はロストチャイルドでした。
小さい頃、目の前で家族が大喧嘩することが多く、そうゆう時は黙ってその場にいました。
また反対に会話の無い、お葬式のような食卓を毎日囲んでいました。
そんな環境にいると自分の存在意義を疑い、深い闇の中に閉じこもってしまうんですよね。
でもその闇から出してくれた人がいます。
友達です。
一緒に帰ろう、うちで遊ぼう、日曜日サッカーしよう。
いろんな友達が外へ引っ張り出してくれました。
おかげで物静かな性格から、社交的な性格に変身しました。
友達を想う気持ちは人一倍あると自負しています。
だって自分を変えてくれた大切な人ですから。ほんとに感謝してます。
自分の価値を見出してくれる人はきっとどこかにいます。
その機会だけは見失わないでください。
その4:人の顔色ばかりうかがう
人の目が気になり、自分の考えや発言を抑えてその場に合わせてしまう人です。
何も自分では決めることができない、決断力のない性格でもあります。
周りが気になってしまうのは、感受性が豊かな証拠です。
優れた洞察力の持ち主なんだと思います。
いきなりですけど、僕みたいにブログを書いたらどうですか???
いろんなことを見て観察しているわけですから、一人になって好きなことを書いたらきっと楽しいはずです。
周りを気にせず没頭できますよ。
その5:些細なことでも怒りが込み上げる
電車の中で電話をしている人、急いでいる時に前に立ちはだかる人、コンビニのレジで並んでいる時に横から割り込んでくる人。
ちょっとしたことなのに、猛烈に怒りが込み上げてきます。
そしてその怒りはすぐに収まりません。
それは自分が我慢しているからイライラしちゃうんです。相手に一言かければいいんです。
だったら仕方ない事だ割り切って、ドーンと大きく構えましょう。
どちらにせよ、やってのけた後のあなたはジェントルマンですよ。
その6:感情をコントロールできない、パニックになりやすい
ご自身で感情の起伏が激しいと感じることはありますか?
上司に怒られてひどく落ち込み、立ち直るまでに時間がかかる。
うまく乗せられやってみるものの、対処できずにあたふたしたりイライラする。
相手に対して不満が募り、どんどん気持ちが悪い方へ向かってしまいます。
このように僕は、相手のことも自分のことも責めていました。
頑張って前向きに考えようとしても出来ませんでした。
感情をコントロールするのは非常に困難なことです。
感情をコントロールするためにいろんな事をしてきましたが、ほとんど一時的なものでした。
僕が実際に効果のあった方法は次の2点です。
1.その場面になったら外へ出るなどして環境を変える
2.ストレッチやヨガ、瞑想などをする
特にストレッチや瞑想は心身共に安定してきます。
その7:人の世話ばかりしてしまう
おせっかいな人っていますよね?
自分はさておき、周りに対して身を粉にしてまでも世話を焼いてしまう人。
本人の想いとは裏腹に「そんなにしなくても・・」と、周りとの温度差が生じてしまいます。
世話を焼く人は、他人に依存してしまってるんですよね。
人に対して行っているつもりが、自分を満足させるための行為になっています。
でも周りの世話をしている時って無心なんです。
身体が辛いとか疲れてるとか、顔色悪いとか言われてもそんなこと分かってるし、体が勝手に動くのだから仕方ない。
それに、いざという時 周りに頼られることが多いんです。
人の世話ばかりして、特定の人に「またやってるよあの人」とか「いいように使われてるよ」って思われても気にしなくていい。
頼られなくてひがんでいる人間より、ずっと良いと思います!
その8:他人の助けを借りることが下手
なんでもひとりで解決する、自分はできることを周りに認めさせたい。
このような考え方をしてしまう人は、会社や組織から孤立していく可能性があります。
自分はできている、うまくいっているというのは思い込みです。
周りはそう評価してくれません。
「期日が迫っているけど時間が足りない。みんな忙しそうだから自分でやるしかないか…」
「苦手な分野だけどこれぐらい聞くまでもない。自分の力で終わらせてみせる」
僕はこういった考えに囚われ、常にプレッシャーと戦っていました。
苦手分野は努力して克服する、それももちろん大切なこと。
でも自分じゃどうにもならない、大きな壁が目の前に立ちはだかったら、その時は誰かに助けを求めてください。
頼られた方もきっと嬉しいはずです。
よっぽど人格に問題がある人じゃなければ、協力したいと手を差し伸べてくれます。
少しでも不安がよぎるのなら、自己解決する前に誰かに相談してみましょう。
その9:物事を多面的に見れない
自分の意見に沿わないものをバカにして、常に否定的な見方をしてしまいます。
これは柔軟性のない頑固な人に多く見られる問題です。
僕にはめちゃくちゃ頑固な祖父がいました。
そのため「頑固」は僕の血肉のようなものです。
我ながら「遺伝しているなぁ」って感じることがよくあります。
若かかりし頃は良かったのですが、年齢と共に柔軟性が無くなって行きました。
何かあれば反発してしまう、そんな人間になってしまったのです。
でも結婚を機にその頑固さは崩れていきます。
結婚当初は価値観の違いでぶつかることもありました。
やがて彼女の話に耳を傾けるようになり、喧嘩の回数も減っていきます。
彼女は僕と正反対の人間です。
理論でもの言う僕に対して、何度も「どうして?」と問いかけてきます。
それが僕にとって頭を柔らかくする練習になっていたのです。
そして今になってやっと理解しました。
僕の理論は頑固という骨組みだけで、床に窓、庭や車というような、身の周りの環境が目に映っていなかったのです。
自分の考えを述べるなら、他人の意見を取り入れるスペース(余裕)を作っておきましょう。
その10:ちょっとしたことで落ち込む
目の前にハードルがあります。別になんでもない、簡単に越えられるハードルです。
いつもなら余裕で飛び越えられるハードルに、たまたまその時は足を捕られてしまいます。
倒れたまま、ピクリとも動きません。
すると心の中でこう叫ぶでしょう。
「昨日できたのにどうして・・」
「なぜこの程度のことで失敗してしまうのか・・」
「情けない姿を後輩に見られてしまった・・」
落ち込んでいるときは真っ暗闇です。
ちょっとした事がこの世の終わりのように、すごくネガティブになってしまいます。
でもこれは、一つのことに対して余計なことを肉付けしてしまっているだけなんです。
落ち込んだら、ネガティブになったその言葉だけを解決してみてください。
「昨日はできたのに・・次回は気をつけるぞ!」
「なんでこの程度で・・今日はたまたま調子が悪かったんだ!」
「後輩に見られてしまった・・私にだってこうゆう時もあるのよ!」
その11:他人に上下をつけてしまう
幼い頃、あなたは家の中でどのような位置にいましたか?
僕は一番下の立場でした。
「子供だから」ということではなく、人の支配下にいたという意味です。
下にいたことで、大人になっても上の人間に対して牙をむこうと思いません。
相手の言うことに間違いがあっても指摘しません。戦うことが嫌なんです。
そんな僕も社会に生きる人間です。
組織の中では上下関係があります。
これは必然的なことです。
上下関係をむき出しにする人(年功序列にうるさい人など)と、それを表に出さず立ち回る人っていますよね。
後者は人から慕われますが、前者は残念ながら孤立していきます。
組織に限らず、気を許せる仲間内でも同じことが言えます。
俺がリーダーだ!って腕をぶん回している人。
何かとしきりたがってるけどまとめられない人。
周りはそれを見て、「はいはい、やらせておけば」と、身を引いてしまいます。
こうして、その人が上下を示していることに周りは気付き始めます。
ある一線から近づこうとしません。
そうなってしまったら修復することは困難です。本当の孤独がやってきます。
強いメンタルの持ち主なら問題ないのかもしれません。
けれども、人に対して上下をつけるのはどうかと思います。
その12:攻撃的になってしまう
他人に上下をつけてしまう人は、人の上に立ちたい気持ちがあります。
俗に言う「支配欲」というものです。
支配欲が強すぎると自分がルールだと勘違いします。
都合が悪くなると声を荒げたり、脅すような口調で話しかけたり。
相手を自分より下へ下へと押し付けるのです。
それでも思い通りにいかなくなると「暴力」や「虐待」に発展してしまいます。
僕は度々口調が荒くなっていました。
いろんな場面で感情がむき出しになっていたと思います。
知らぬ間に人を傷つけていたかもしれません。
当時の自分は出来る奴だと勘違いしてました。
自分の思い通りにいかないものは、相手に問題があると考えていました。
ほんと情けない話です。
それからたくさん反省しました。
誠意を持って接し、自分のものさしで計らないよう努めました。
高飛車になってはいけない。
相手を下に見てはいけない。
自分が正しいとは思わない。
今はそう心がけています。
その13:自分は他人と違うと感じる
ふと孤独になることがありました。
その時自分は他人と違うんだって感じます。
他人と違うからダメなんだと悲観的な思考に陥ります。
自分のことだけを責めるに収まらず、「こんな風になったのはあいつのせいだ」と、他人をも悲観的に見てしまいます。
根本的な原因は自分ではないと思い込み、無理やり他人を悪者に仕立て上げるのです。
でもそれは間違いでした。
他人と違うことに対してネガティブになる必要はなかったんです。
前向きに考えてみました。
人と違うのは価値観が違うから。
人と違うのは同じ人間ではないから。
だから思い通りにいかないことは当たり前で、思い通りに行くのはただの自分勝手なんだって。
芝居がうまい、歌声がきれい、スタイルがいい。
個性ある芸能人にみんな憧れますよね。
彼らは人と違うことを知っていて、何が自分の魅力なのか理解しています。
人と違うことを良い方向に持っていけば、いずれあなたの魅力として光り出すでしょう。
芸能人になれるかどうかは別として、個性をプラスに転じることは、たくさんの支援を得られるきっかけになるはずです。
その14:周りに認められたい気持ちが強い
褒められたい、認められたいという気持ちは誰もが持つ欲求です。
幼い頃にそれを満たしてくれない、または満たされすぎた人は、大人になってその気持ちが強くなってしまいます。
物静かな子で育った僕は、とあるきっかけで目立ちたがり屋になりました。
文化祭や運動会などのイベントで目立つ格好をして、周りから注目されるような行動をとっていたのです。
なぜそのような行動を取っていたのか?
「面白い、かっこいい、ヤバい」
友達からこんな風に言われるのが嬉しかったからです。
普段は目立たなくても、大きな場面で目立てばみんなの記憶に残る、そう思いながらやっていました。
そうすることで自分の存在を示していました。
大きな場面はそんなに頻繁にないです。
だから少ないチャンスで結果を出す。
そのために何度も練り直し絶対成功させようと努力しました。
いろんな場面で良い評価を求めるのは困難です。
誰でも得て不得手はあります。
自信のある場面で全力を尽くす、これが一番評価されやすい方法だと思います。
その15:途中で力尽きてしまいやすい
新しいことを始める時、何かにチャレンジする時、普段より何倍も力が必要ですよね。
その時スタートダッシュにかかせないのが、モチベーション(やる気)です。
途中で力尽きてしまう原因は、やる気に左右されているためです。
ほとんどの人は、なぜそれをやるのか?を決めていません。
最初のやる気だけで行動するため、壁にぶつかった瞬間崩れ落ちます。
僕はいろんなことに手を出してきました。
明確な目標もなく始めたせいで(当時は考えがあったのでしょうが)なんでも中途半端です。
そのおかげで成果がありません。残ったのはにわか知識だけです。
目標を掲げることはとても大切です。
目標無くして結果は得られません。
これは何に対しても言えます。
また、目標を立てる際に気をつけておくべきことがあります。
その時のモチベーションで目標を設定しないことです。
モチベーションが高い状態で目標を立てると、すぐに達成できない目標や、非現実的な目標になってしまいます。
何日か経ってその目標を見ると「こんなの無理じゃん」とすぐに諦めてしまいます。
途中で力尽きてしまう原因は、目標を設定していない為、目標がその時のモチベーションで作られたことが原因なんです。
その16:なんでも深刻に考えやすい
物事を悪い方向にばかり捉えてしまうと、正しい判断が出来なくなり思考が停止してしまいます。
深刻になるというのは、自分の精神状態から作り出されるものであって、誰かに左右されるものではありません。
だいたい本人次第でなんとかなる問題なのです。
ある日仕事でミスをしたと仮定します。
たいしたミスではありません。その場で誰かに相談すれば解決できることです。
しかしあなたはミスをしたこと対して、原因を突き止められる、納期が遅れるなど、どんどん悪い方向にばかり考えてしまいます。
やがて時間の経過と共に、そのミスは膨らんでしまうのです。
たった一つのミスで命を落とす訳じゃないし、会社が潰れるわけでもない。
そのように考えること自体意味ないですよ。
さいごに
以上、僕の考える「アダルトチルドレンをポジティブに考える方法」でした。
次回は以下の項目についてもポジティブに考えてみたいと思います。
- ネガティブ思考
- 些細なことを注意されても全力で落ち込んでしまう
- 人から愛されていないと感じる
- 罪悪感が強い
- やりたいことがわからない、自分で決断できない
- 無気力、うつ病などの症状がある
- タバコ、アルコール、薬物依存
- 人のせいにしてしまう
- 感情がない
最後までご愛読いただきましてありがとうございました。
元気になる曲をお届けします。
Todo Dia (feat. Gladstone Galviza & The LAVA Band)
歌っているGladston Gallizaさんは目の見えないアーティストです。
彼の素敵な歌声は、心を癒してくれますよ。
今日も1日、あなたに良いことがありますように!